会社案内


ご挨拶

経営理念 : 技術に走らず、利用者を考えよ
事業方針 : ニッチ性の追求−百貨店にあらず、ブティック(専門店)をめざす−
事業内容 : 医療とネットワーク事業

代表取締役 木下雅善

アイティーコーディネートは当初学校法人慈恵大学情報技術研究室の先進的な各種医療情報システムの研究を具現化させるために研究開発(R&D)型企業として2000年11月1日に設立いたしました。この背景は医療業界及びネットワーク業界でのコンサルティング業務で培ったノウハウと、それに伴う具体的なアーキテクチャの熟知度をもっと医療の現場に還元しようとするものでありました。特に、今後の医療情報で最も重要視される電子化された医療データの取扱い、とりわけ医療データのネットワーク化に力を入れる必要性と、それに伴う相互接続運用性の必要性がありました。時代が求める医療向けネットワークのキーワードはセキュリティであり、しかも高セキュリティが求められる中で弊社は論理的・物理的な手法をVLANに活路を見出し、さらに認証VLANとして発展させてまいりました。
また、これらを手がけられた背景にはインターネット総合研究所(IRI)時代にさかのぼるものがあり、日本の商用インターネットの基地JPIXを創設したインターネット技術の蓄積、次世代ネットワークのインフラ技術、通信機器を追求して来た結果でもありました。

特に、医療分野では医師法の秘密厳守の規則をどうネットワーク上で実装できるのかということが大きなテーマでありました。当時、多くのネットワークソリューションは単にアプリケーション・システムを接続させるところだけに注力しており、このアプリケーション・システムを接続させる接続性のキーワードとなる各種認証をアプリケーションレイヤーから切り離し、各アプリケーションにおいて共通のレイヤーであるネットワークレイヤーに移管させたのが「認証VLAN」であります。これは各システムの混在と機能の多様化する流れをネットワークレイヤー上で吸収しようとしたものでもありました。

また、弊社は2001年4月に、この新しいネットワークソリューションを見出す中で、モバイル対策も視野に入れたアプリケーション・システムの変革にいち早く取り組み、WEBソリューションを提唱し、論理的・物理的なレイヤリングを追求し、本来の3階層(3-Tieres)モデルを採用したWEB版電子カルテシステム「Medical doc」を先駆けて世に送り出してまいりました。
さらに、「医療データの電子化が不可欠」という時代要求から、この電子カルテシステムは慣れ親しんだ「紙カルテ」から「電子媒体への移行」を視野に入れ、従来の「ペンで書く文化」を「如何に簡便に電子化するか」という入力方式を大きなテーマとし、TFTペンタブレットを活用した最初の電子カルテシステムを世に問い、Seagaia Meetingなどの学会発表を経て、成果を収めるに至っております。

さらに、2002年4月からは学校法人慈恵大学情報技術研究室から離れ、医療業界の標準化を推進する上でも、如何に優れた電子カルテシステムであったとしても、入力されるデータにミスがあれば価値あるものにならないという点に着目し、また、IT促進を現実のものにしようとすれば医師法で定められているDoctorの責務から「発生源入力」となり、「如何に適切で正しいデータを入力して頂けるか」というテーマをさらに掲げ、同時に発生源入力のデータが「他のシステムで可用性を持つためのシームレス化」をテーマとしてまいりました。これらを具現化するために医用用語の標準化やこれらのデータベース化の必要性を提唱し、これらを推進する大切さからMEDIS-DC(財団法人医療情報システム開発センター)の事業に賛同し、研究を積み重ねてまいりました。この成果として2004年10月には医用用語の標準化支援ツール「Dicapplet」を発表し、販売を開始いたしました。

弊社は、このようにネットワークを始め、医療にとって何が基礎となるのかを見極めながら、このインフラ商品を企画開発することに全てのエネルギーを傾けております。ITがもたらす利便性だけに偏ることなく、IT化の目的を追求しながら、「どのように使って頂けるかを考える」ということに重点をおき、臨床の現場を最重要視してまいりました。これらは全て「技術に走らず、利用者を考えよ」の経営理念によるものであり、そして、「利用者に喜ばれる」ことを第一に考えて行く姿勢を示すものでもあります。

今後とも医療の現場から決して目を離すことなく、ITのメリットが継承できることに務めさせて頂くことを喜びとして、さらなる医療のインフラとなる製品開発を展開して行く所存でございます。このインフラ商品を開発する上でも、弊社は「百貨店にあらず、ブティック(専門店)をめざす」というスローガンを掲げ、現況起きている医療現場のIT化に欠かせないインフラを研究、探求し、専門店の特異性であるニッチ性を持って、現場に即した商品をお届けしてまいります。